おすすめの参考書

看護学生さんにおすすめ!かゆいところに手が届く。参考書5選!

看護学生になると、中学や高校とは違い、今まで勉強したことがないような専門的な内容がたくさんでてきます。

学校では決められている教科書と呼ばれるものと副読本と呼ばれるものは購入することになっていますが、なかなかそれだけでは知識の理解が難しいのが現状ではないでしょうか。
ネットで調べてもいいのですが、ネットでは簡単に説明してくれている変わりに、自分の知りたいもっと深くの根拠などまでとなるとけっこう限界が出てきます。


そこで!今回は看護学生が知りたいポイントや、実習で根拠を問われたときに答えに辿りつけそうなかゆいところに手が届く」ような参考書を紹介いたします。
たくさんある参考書を選ぶのってけっこう大変だと思います。
今回、紹介する本はAmazonなどでも売られているものですので、気になったものは気軽に一度チェックをしてみてください。
看護学生さんだけじゃなく、看護教員の先生や現役の看護師さんにも役立つと思いますよー。

看護技術の参考書がほしい!

①看護がみえる 基礎看護技術Ⅰ

看護がみえるシリーズの基礎看護技術編です。
看護がみえるシリーズは、絵がかわいくて、わかりやすく、根拠もけっこう示してくれています。写真や図を使って解説してくれていますので、ここ数年でグッと人気がでてきたシリーズです。
ぼくも、看護がみえるの基礎看護技術は、「看護技術がみえる」の時代から購入し参考にしていました。
本を読むだけでも、技術について理解が深まりますが、さらにQRコードで動画までついています。
最新の知見なども入っていますので、時代錯誤も少ない技術を紹介していくれています。

②学ぶ・活かす・共有する 看護ケアの根拠と技術

看護の技術が看護の技術である所以は、根拠に基づいた技術であるからです。
看護技術で「なぜこの技術はこんな方法でするのかな?」って思ったことはありませんか?
その根拠について、答えてくれるのがこの本です。
たくさんの研究論文から導き出した看護技術の根拠をびっしりと記載してくれています。
研究論文を参考や引用しているので、信頼性もピカイチですよね。
ひとつ難点をいえば、絵や図はちょっと少な目かな。ですので、看護学生の初年度さんにとっては取っつきにくいところがあるかもしれません。
ただ!その分、濃い内容になっていますので、知りたかったところ、なんでそうするのか、本当はこのようにしないといけないのか等を知ることができます。
疑問を追求したい人は、ぜひこちらの本をチェックしてみてください。

実習で役に立つ参考書は?

①看護過程に沿った対症看護 病態生理と看護のポイント

この本は本当に役に立ちますよね。ぼくも学生時代に副読本だったのでこの本を持っていました。
そして、この本の良さがわかったのが、卒業した看護師をしはじめてからでした。
「なぜこの患者さんの熱は上がっているのか」、「浮腫がなんで起こっているのか…。」患者さんに起こっている症状について理解したいと思ったときに、この本を開きました。
症状に対して、たくさんの視点から原因を解説してくれています。さらには、ケアのポイントにつながることも細かく書いてくれています。
実習に行ったときに「この患者さんに起こっていることは何が原因となっているのか」を考える視点が網羅されています。
ちょっと重たい本なので、持ち運びが苦労するかもしれませんが、かゆいところに手が届く参考書の代表かなって思います。

②実践!リハビリテーション看護 脳卒中を中心に

脳卒中が中心の本ですので、臨床よりではありますが、学生さんの実習でも大いに役に立ってくれます。
脳卒中の急性期からベッドサイドでのリハビリテーションについて、日常生活からの視点もしっかり書いてくれていいます。
嚥下やおしゃれといった視点からも回復期の看護実践について解説してくれているので、看護過程の展開や看護計画立案に大いに活躍してくれます。
地域連携についても載っているので、退院を見越した看護を考えることもできます。
絵や写真も多く使ってくれているので、見やすいし理解もしやすいです。
脳外科病棟や地域包括ケア病棟などで実習や勤務する方にはおすすめできる本だと思います。一度、チェックしてみてください。

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③看護カンファレンス

看護学生さんの実習での鬼門のひとつに学生カンファレンスがあると思います。
ぼくも看護学生時代はカンファレンスが苦手で、テーマ決めるのも一苦労、カンファレンスで発言するのも「何を言ったらいいのかわからない…。」みたいな感じで、あんまりしっかりとしたカンファレンスができた覚えがありません。
なんかテーマ決める話し合いが、めっちゃカンファレンスになってたりしてました。
そんな学生さん、あるいはカンファレンスが苦手な看護師さんを救ってくれる本がこの本です。
ぼくが教員になるために受講した専任教員養成講習会で、教育実習に行った先の看護学校で当時の教務主任の先生からこの本を頂きました。
カンファレンスの意味や深め方、カンファレンスの進行の仕方、テーマの考え方など、みんなが知りたかったことを書いてくれています。
学生さんだけじゃなくて、看護学校の先生方にもお勧めできる本です。
カンファレンスについて学びたいと思う方はぜひチェックをしてみてくださいね。

まとめ

看護学生さんにとって役に立ちそうな参考書を紹介してきました。
5選にしたので、どの本を載せるのかけっこう検討しましたが、学生さんが知りたいと思う技術と実習を中心にしようと思いこの5つにしました。
かゆいところに手が届く本として、ぜひ皆さんにおすすめしたいと思います。
まだまだ、紹介したい本はたくさんありますので、出版社やメーカーを問わずどんどん紹介していきたいと思います。

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